棒針編みについて〜アメリカ式とフランス式??
昨日に引き続き、棒針編みについて・・
しばらくはかぎ編みを楽しんでみいましたが、ひと通り編んだあと棒針編みにチャレンジすることにしました。私としては、かぎ編みの可憐な可愛らしさに惹かれていたので、棒針編みはさほど意欲がなかったんですが・・・
やってみるとこれが面白い!編み図だけ見ると複雑そうですが、ほぼすべての棒針編みは「表編み」と「裏編み」の2つで構成されているんです。0」と「1」だけで構成されているというコンピューターの世界も連想せる壮大な世界に、えらく感動してしまいました。
棒針編みといえば、「フランス式」の編み方と「アメリカ式」の編み方があります。毛糸玉につながっている方の糸を左手で持つのがフランス式。右手で持つのがアメリカ式です。どちらが正解とか、どちらが上級とかはありません。ただ、フランス式のほうが主流です。とくに表編の場合はフランス式のほうが早く編めるので多くの人が取り入れているのでしょう。
私はというと、フランス式とアメリカ式を併用しています。表編みをずっと編む時はフランス式。裏編みをずっと編む時はアメリカ式、表編みと裏編みが交互に来るような模様編みをしている時はフランス式です。
写真は今自分用に編んでいる手袋です。こんな感じで表編みがきたり裏編みがきたりするアラン模様では、いちいち毛糸を持ち帰るのが面倒ですから、フランス式で編んでいます。
初めての場合は、アメリカ式のほうが糸の動きがわかりやすい気がします。あとは輪編みの繋ぎ目などしっかり引き締めて編みたい時もアメリカ式をおすすめします。すてきにハンドメイドなんかを見ていても、アメリカ式・フランス式どちらの先生もいらっしゃいます。余りこだわらずに、自分の編みやすい方で、臨機応変に使い分けていきましょう。
読んでいただいてありがとうございます!